三春町の名物、三角油揚げを使った郷土料理、ほうろく焼きを作ってみました♪
一般的な作り方と、ちょっとアレンジレシピをご紹介します。

三春町の郷土料理「ほうろく焼き」とは…?

厚みがありふっくらとした食感で、三角形の形をしているのが特徴の三角油揚げ。
鶴が舞鶴城(三春城)の上空を高く飛ぶ姿からこの形をしています。
寺社仏閣が多かったことから精進料理として油揚げを良く食べる習慣が根付いたそうです。

この三角油揚げに切り目を入れてネギを詰め、ほうろくで焼いたものが「ほうろく焼き」。
それぞれの季節で、ふきのとう、山椒、ゆずなどを混ぜた味噌をつけて食べるのが一般的です。
外はカリッ、中はふわっとした、味噌が香る素朴な一品。

三春町の郷土料理|ほうろく焼きレシピ

三角油揚げは、三春町や田村市、郡山市など周辺のスーパーなどで売っています。
大畑屋さんの三角油揚げ、ご存知の方も多いはず♪

お家で作るほうろく焼き!アレンジレシピもご紹介

ほうろく焼きは、ネギを中に詰めて焼くのが一般的です。
ネギだけでも美味しいのですが、ちょっと具材を変えて楽しむのもアリです♪

三春町の郷土料理|ほうろく焼きレシピ

今回はこちらの具材を用意しました。
メインの三角油揚げ、お味噌、小ねぎ、キムチ、とろけるチーズ♪
あと納豆を冷蔵庫から。

三春町の郷土料理|ほうろく焼きレシピ

三角油揚げに詰める二種類の具材を用意

①小口切りにしたネギと納豆を混ぜたもの(ネギ多め)

②キムチととろけるチーズを和えたもの

三春町の郷土料理|ほうろく焼きレシピ

三角油揚げの、斜辺の部分に4~5cmくらい切り目を入れてスプーンで具材を詰めます。
切り込みを入れただけでは入れにくいので、あらかじめ中を広げておくと上手くいきます。

三春町の郷土料理|ほうろく焼きレシピ

フライパンには油を引かないで、焦げ目がつくまで焼きます。

三春町の郷土料理|ほうろく焼きレシピ

お皿に盛って、ネギと納豆のほうにはお味噌をつけます。
いろどりにとっておいた小ねぎをまぶして完成♪

三春町の郷土料理|ほうろく焼きレシピ

気になる断面。
ネギと納豆のほうは安定のおいしさ!味噌が香って食欲をそそります。
ご飯に合いますね!

キムチ&チーズのほうはとろっととろける~♪
お子様でも喜んで食べてくれそう^^

ただ、油揚げ自体に味はついていないので、味噌をつけずに具材をアレンジする場合は、味の濃いものを選ぶといいですね!
チーズだけでは物足りないのでキムチを入れて正解でした。

三角油揚げ自体が結構おおきくてボリュームがあるので二つ食べただけでも結構お腹いっぱい。

また、ご家庭でも簡単にできますが、本格的なほうろく焼きを味わえるお店が三春町随所にあります。
ぜひお店の味も堪能してみてください。